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皆さんこんにちは!佐々木運輸機工有限会社のブログ更新担当の中西です。
さて今回は
~オールテレーンクレーンの魅力~
ということで、今回は、オールテレーンクレーンの基本構造から、他のクレーンとの違い、活躍する現場、魅力、そして最新の技術トレンドまでを深く掘り下げます♪
建設現場や重量物の移動に欠かせない「クレーン」。その中でも、高い走破性と強力な吊り上げ能力を兼ね備えた「オールテレーンクレーン(All Terrain Crane)」は、特に多様な環境で活躍する機種として知られています。舗装道路からオフロードまで対応できる機動力、広範な作業範囲を持つブーム、そして高い安全性能を誇るオールテレーンクレーンは、まさに「万能型クレーン」と言える存在です。
目次
オールテレーンクレーン(ATクレーン)は、「舗装道路も未舗装路も走行可能な移動式クレーン」です。一般的なトラッククレーン(ラフタークレーン)とラフテレーンクレーン(Rough Terrain Crane)の利点を融合させた設計になっています。
オールテレーンクレーンは、大きく以下の3つの部分で構成されています。
✅ 舗装道路・未舗装路の両方で走行可能
✅ 長いテレスコピックブームを搭載し、高所作業にも対応
✅ 強力な四輪駆動・多軸駆動で悪路に強い
✅ 高速走行(最大80km/h前後)が可能で現場間移動がスムーズ
✅ アウトリガーによる高い安定性
クレーンにはさまざまな種類があり、オールテレーンクレーンとよく比較されるのが、以下の2種類です。
**ラフテレーンクレーン(Rough Terrain Crane)**は、主に未舗装のオフロード環境での作業を目的とした1エンジン駆動のクレーンです。
**トラッククレーン(Truck Crane)**は、主に舗装道路を移動し、都市部や工場内での作業に向いているクレーンです。
結論
オールテレーンクレーンは、「ラフテレーンクレーンのオフロード性能」と「トラッククレーンの移動速度・機動力」を兼ね備えた、バランスの取れた万能機種である。
オールテレーンクレーンは、その高い汎用性から、以下のような幅広い現場で活躍します。
都市部の高層ビル建設や橋梁工事では、高い位置への資材運搬が求められます。オールテレーンクレーンは伸縮ブームを活かし、狭いスペースでも作業できるため、都市部の建設現場で重宝されます。
風力発電のタービン設置は、山間部や海岸沿いといった悪路の多い場所で行われます。オールテレーンクレーンは四輪駆動と強力なアウトリガーで、こうした環境でも安定した作業が可能です。
屋外イベントでは、大型スクリーンや照明設備の設置が必要になります。オールテレーンクレーンは移動性と作業範囲の広さを活かし、短期間での組立作業に適しています。
地震や洪水などの自然災害後の復旧作業では、道路が崩れたり、瓦礫が散乱したりしているため、通常のクレーンでは対応が難しいことがあります。オールテレーンクレーンは、こうした悪路でも活躍できるため、緊急時の復旧作業に適しています。
オールテレーンクレーンが選ばれる理由は、その優れた性能と汎用性にあります。
✅ 1台であらゆる環境に対応:舗装道路もオフロードもこなせる万能性。
✅ 機動力の高さ:自走での移動が可能で、現場間の移動がスムーズ。
✅ 強力な吊り上げ能力:高所作業にも対応できる長いブーム。
✅ 安定した作業性:強固なアウトリガーにより、高い安全性を確保。
✅ 幅広い用途:建設、インフラ、災害復旧など、多様な現場で活躍。
近年のオールテレーンクレーンは、さらなる進化を遂げています。
オールテレーンクレーンは、移動性能と作業能力を兼ね備えた万能型クレーンであり、あらゆる現場で活躍します。その機動力と柔軟性、高い安全性能は、今後ますます求められることでしょう。技術の進化とともに、オールテレーンクレーンはさらなる高性能化が期待される分野です。
徳島県阿南市の佐々木運輸機工有限会社は、
・クレーン作業(クレーン操作により建設資材等の吊上げ)
・長、重量物の運搬(重機等)
・建設機械の運搬(トラック使用)
・鉄骨、足場材等の建築資材の運搬
・矢板工事一式
などの作業を行っています。
また、重機のリース事業もしています。
クレーン、建設機械による作業の請負、重量物運搬、一般貨物自動車運送業、矢板工事一式、一般土木工事などは、佐々木運輸機工有限会社へお任せ下さい!